少しだけ体調が良くなったような気がしたのだが、どうやら全然ダメだったということがはっきりとしたこの数日。SNSを使う量を減らそうと思ったはいいけど、全然減らなくて自己嫌悪に陥ったり、いつもと違うことをやってみたらかえって習慣が崩れておかしくなったり。でもそんな変化も前へ進んでいるような気はする。少しは前に進み出したかな。
- しろつめ備忘録『リマインダー』
- 秦基博『HATA EXPO -The Collaboration Album-』
- んoon『FIRST LOVE』
- ass_atte『To be in Hell is to drift: to be in Heaven is to steer.』
- 東川亜希子「Waiting」
- ヨルシカ「太陽」
しろつめ備忘録『リマインダー』
Oaikoというレーベルはひとひら、その感激と記録なんかも手掛けているらしいが、しろつめ備忘録もこれまたいいバンド。若手のオルタナシーンは面白い。一曲目からしっかりとしたバラード「キャラメル」をたっぷり歌い上げる。そこからベーシックでアップテンポなロックナンバーが2曲並び、中盤以降は個性的なナンバーを並べてバンドとしての幅を見せて、ラスト「幸せの意味なんて」でしっかり締める。良い構成だなぁ。⑧
秦基博『HATA EXPO -The Collaboration Album-』
草野マサムネ、TOMOO、back numberといった個人的にも親しみのあるミュージシャンなどとのコラボ作品が並んだアルバム。土岐麻子のだけなぜかサブスクで聴けなかったが、まぁとりあえず聴けるものだけは一通り聴いた。清涼なJ-POPの一つの到達点のような至高さが感じられた草野マサムネとの「ringo」と圧巻のバラードだったTOMOOとの「青葉」が好きだが、アレンジの華麗さに魅了された「ハローサーリアル」に、又吉直樹の渋い朗読が良い「ひとり言」、さらに後半もストレイテナーやKANとのヴォーカルの掛け合いなど、全体的に気持ち良い時間が続き、聞き応え抜群だった。⑨
んoon『FIRST LOVE』
一聴して強い衝撃を受けるという感じでもなかったのだが、何度も聴きたくなるような、そして聴いていくほどに惹かれていくような魅力のある不思議な一枚だった。あんまり細かい感想はまだ避けておくが、端的にすごく良い。⑨
ass_atte『To be in Hell is to drift: to be in Heaven is to steer.』
個人的には聴いたことがないタイプのオルタナロックに圧倒された。ギターがひたすらにいい音を鳴らしている。なぜだか妙なポップさもある。これはすごい。今すぐには理解しきれていない部分だらけなのだが、絶対にこれは良い音楽だという確信はある。⑨
東川亜希子「Waiting」
赤い靴の東川亜希子による、東川亜希子名義での新作。心地よいチルな英詞の音楽。無限に聴いていられそうな優しさを感じる。⑥
ヨルシカ「太陽」
ヨルシカの今年のリリース作は割と凝った作品が多かった印象だったが、今作はヨルシカってこうだよねという味わいで、ベーシックに良いという感じがする。間奏のギターが良いね。⑦