ピアノ
シューベルトの名曲に対して新たなアレンジを施して、新解釈を見せた意欲作。チェリストのジョセフィン・ナイトを中心に、男声アンサンブルのジェズアルド・シックス(M1, M9)、ピアニストのサイモン・クロフォード=フィリップス(M2-8)、ホルンのティモ…
いきなりの余談だが、Vlaams radiokoor という名前を最初に見たときに、作曲家のブラームスを名前に冠した合唱団だと勘違いしたことを急に思い出した。今回はそんなフラマン合唱団の演奏(バルト・ファン・レイン指揮)のブラームス作曲『ドイツ・レクイエム…
1930年代のドイツにおいて、ジャズ、黒人音楽、新ウィーン楽派の無調音楽、そしてユダヤ人作曲家の音楽は、ナチによって「退廃音楽」として排斥された。本アルバムはそのような退廃音楽を集めた一枚となっている。 Entartete MusikVlaams Radiokoor, Bart va…
ブラームスの「愛の歌(ワルツ)」はブラームスの中でも一番好きな作品。この曲ほど「心が躍る」という言葉が合う音楽はないんじゃないかとずっと思っている。それは「楽しさ」だけでなく、様々な形の愛が乗っかって「躍る」ような感覚とでも言えよう1。 Bra…